家庭菜園の記録
北関東に移り住んで3年目に突入。
庭の手入れに四苦八苦しながらも
少しずつ整備を進めている。
元はといえば2016年冬。
家から職場まで30分という立地、首都圏より遥かに安い土地の値段もあって移住を決断。翌年夏前に家は概ね理想通りの内容でうまくいったが、庭などの外構工事が想定以上にコストがかかることが判明。こだわりを捨てないと大変なことになる!という意識を夫婦ともども感じ、思い切って表の外構以外は何もしなかったこと。これがすべての発端である。
それからというもの、土の大移動から始まり、道を作り、地面を固め砂利を敷き。いっそ家庭菜園も初めてしまおうと。さらにハードルを上げた。いろいろと大変だった。今はもう、ハードルを下からくぐるようにして、騙し騙し家庭菜園を続けている。
元々、土地が栗山だったということもあって、土はそのまま利用した。土に苦土石灰を混ぜてPHを調整。しばらく期間をあけ、完熟牛糞と鶏糞と腐葉土と米ぬかを混ぜて透明マルチシートで覆ってから、また1か月程度。この土で大体うまくいっている。
我が家の食物たちの状況報告。
見ての通りの石とか混ざっているが、ニンニクは丈夫な方である。去年は日差しが弱いところに植えてしまって、小粒のものしか取れなかったので、今年はしっかり日向に植えてみた。去年取れたものを種に利用して今年は150個越えを目指す。またハードルを置いている自分に気づいたが、もう手遅れである。
ようやくニラが芽を出してくれた。欲張ってだいぶ間隔狭くしてしまったことに、今さら後悔が残る。伸びてきたら適度に追肥しながら土を盛っていく。本格的に食べれるのは来年になるだろう。
このタマネギは2年物。去年種から育てたのだがが、収穫時期が来ても小さいままだったので、一度収穫して保存しておいたものを、今季種として今年再度植えてみた。大変元気に育ってくれている。今年は美味しく楽しめそうだ。本来は黒いマルチシートなどを敷いたりすべきだろうが、ずぼら農法ではそれは夢のまた夢。
今期はすでに2度収穫できているワケギ。切ってすぐ冷凍しておけば使いたいときにいつでも使える万能ねぎである。この子のよいところは何年も頑張ってくれるところ。すでに3年目 を迎えているが、いまだに元気に生えそろってくれている。感謝である。
なかなか生育が難しいとされる高貴なお方である。今年は株の成長が見込めず、口にすることはなかった。まもなく葉は黄色くなり枯れて冬に備える。台風の影響でX JAPANみたいな頭になっている。よく持ちこたえたものだ。
芽が出たばかりの初々しいアボガドの種子。サラダで使用した際、いっそのこと育ててしまえと、種をそのまま発芽させた。そろそろ土に植え替えをしてあげなければならない。 果ては10m近くになるという記事もあり、「いっそのこと」の成れの果てが恐ろして仕方がない。自宅でとれたアボガドでサラダを食べる日はやってくるのだろうか。
職業柄、多くの時間をパソコンと向き合う毎日。休日の庭いじりは心のバランスをとる大事な時間になっている。どこからかノラ猫がやってきて、フカフカのアスパラガスさんの畑に土産を残したときには一瞬キレかけたが、それ以外では穏やかなお庭生活である。