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〜「理想の老後」はいまから基礎づくり〜

お粥のデトックス効果がすごい!4つの知識をまとめてみた

禅の石積み

 

お粥話第2弾。今回もお粥にまつわる話をまとめてみたわ。 

禅とお粥の意外な関係

お粥を調べていたら、なんと「禅」にも行き着いてしまったわ。曹洞宗の宗祖である道元禅師(1200~1253)が記した「赴粥飯法」と言う著書の中でお粥の功徳(くどく)が語られているみたい。

 

赴粥飯法で語られたお粥の功徳

粥有十利

(1)顔色や肌の色つやを良くする
(2)体力や気力を増幅させる
(3)老いを止め、寿命を延ばす
(4)胃に優しく、食べ過ぎを防ぐ
(5)頭がすっきりするので、饒舌になる
(6)胸やけがせず、腸をきれいにする
(7)風邪の予防・改善
(8)空腹を満たす
(9)喉を潤す
(10)むくみや便秘を良くする
 

道元さんはお粥の効能をバッチリ理解されていたみたいね!実際、世界屈指の禅道場として知られる福井県にある曹洞宗大本山の「永平寺」でも、1年365日朝食はお粥が出されているそうよ。永平寺といえば、アップルのスティーブ・ジョブズが出家しようとして止められたって言う有名な寺よ。今はもうアマゾンでも永平寺のお粥が売っているわ。福井まで行かなくて良いのね。

「一粒の米」と「それを食べている私」は「平等」と言うのが禅の思想みたい。食べることが生きること、命をいただき生かせていただいていること。「いただきます。」 人間たちはちゃんと考えながら、丁寧に生きたほうがいいわ。ちょっと説教くさくなったわね。次の話題いくわ。

 

お粥は朝食がオススメ

お粥、いつ食べる?今でしょ!じゃないのよ。朝食べるのが一番いいみたい。朝。起きてすぐは消化器官はまだ動き始めていないの。目覚めて1時間以内に朝食を摂取するとスイッチが入ると言われているわ。

朝食に温かなお粥(スープなども)は消化器官を温めてくれるから、短時間で体全体を目覚めさせてくれるわ。二日酔いの時にもお粥は最適。温かいスープで血行をよくすることでアルコールの分解が活発になるし、水分やビタミンもしっかりと摂取することができるから、二日酔いから立ち直る手助けになるわ。

 

冷え性対策にもオススメ

冷え性対策にもお粥は最適よ。女性の半数から7割近い人たちが冷えをつらいと感じているらしいわ。女性は男性に比べて熱を作り出すための筋肉が少なかったり、皮膚の表面温度が低かったり、貧血や低血圧も原因になったりするみたい。

人間の体の中心部分は37℃程度に保たれていて、その適温でこそ、人間の生命活動を維持するのに必要な酵素たちが元気に働いてくれているらしいわ。その中心温度を適温に保つために、外の環境の変化に応じて体温調節をするの。

寒いときは四肢や皮膚の表面の血管を収縮させて熱が出ていくのを防ぐわ。そうして体の中心部分に血液を集めて適温を維持するの、それはいいんだけど、当然手足が冷えてくるわよね。お粥を食べて体を内側から温めることは、とっても大切なことだとご理解いただけましたか?

 

健康・デトックス・美肌

昔に比べて現代人の食生活は高カロリー、高タンパク、高脂肪で偏ってしまってるし、日頃の食事に少しずつでも、消化器官をいたわるお粥を取り入れていくことは大事だと思う。

あと最近よく聞かれる「デトックス効果」。おかゆはバランスよく炭水化物を取れて、しかも水分もたっぷり含んでいるのでデトックス効果、つまり体の老廃物をスムーズに流してくれる手助けもしてくれるわ。

食生活が乱れている人は内臓にも負担をかけちゃってるから、内臓の機能が低下して、肌荒れや乾燥肌の原因になるのよ。お粥を食べることで内臓に負担をかけず、しっかりと休ませることができて、水分もたっぷり取れるわ。

 

まとめ

知らなかった!禅とお粥の関係?!

禅の世界では「10の効能」が語られるほどお粥が身近な存在だった。

お粥は朝食がオススメ

消化器官は朝食摂取で目覚める。温かな食事は消化器官を内側から温めてくれる。

冷え性対策にもオススメ

冷え性の原因は体の中心温度を保つ為に行なっているもの。体を内側から温めるお粥は冷え対策に最適。

健康・デトックス・美肌

食生活の乱れで疲れ切った内臓を休ませてくれる。

 

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