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〜「理想の老後」はいまから基礎づくり〜

便秘を解消するために明日できる6つのこと

 今日は便秘について話すわ。飼い主が最近便秘で苦しんでいたのよ。それで私も気になって色々と調べてみたわ。 

便秘ってなに?

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便秘とは?

便が何日もお腹の中にずっと溜まってしまって、なかなか出せない状態のことをいう。

便を出すことに苦痛や不快感が続く状態。

便を出す回数は人によって差があるが、日本内科学会によれば、「3日以上排便がない状態、または毎日排便があっても残便感がある状態」を便秘としているようだ。

便秘になるとどうなる?

便秘になるとお腹が張ってきたり、お腹が痛くなったりする。

これは腸の中に便が溜まってくるから起こることだ。

便秘になるとウサギのうんちみたいな便が1日に何度も出るようになることがある。

これは腸の働きが低下して起こる便秘の症状だ。

あとは、便意があってトイレに行くが、いきんでも便が出なかったりする。

ある調査(平成25年国民生活基礎調査の概況)によると、男性で2.6%、女性で4.9%の人が便秘を自覚しているらしい。女性の方が多いらしい。

また、高齢になる程、症状を自覚する人が増加し、男女ともに10%以上の人が便秘症状を自覚するようになるという。

 

なんで便秘になるの?

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食事が不足している人

ダイエットなどで食事を減らしている人。食物繊維も不足していて便の材料が少なく便秘になってしまう。

水分をあまり取っていないと便が硬くなって排便の回数も減ってしまう。

便が硬いと便が出にくくなる。

 

筋肉が落ちている人

蠕動運動

運動不足の人、高齢者が多い。

運動が不足すると蠕動(ぜんどう)運動といって食べ終わって消化した食べ物を腸に移動させたり便として排出するための動きが低下してしまう。

お産後の女性も

お産を経験した後の女性にも蠕動運動の低下が現れるらしい。

また、腸や肛門周囲の筋肉が低下すると、便を押し出す力が衰えてしまう。便意があってトイレに行くけれど、出なかったり、スッキリしない感じ。

 

ストレスがある人

ストレスが原因で腸が常に緊張することで腸の運動が強くなりすぎてしまい、かえって便をだしずらくなったり、かと思えば下痢症状が出たりする。

 

なんらかの病気がある人

病気の影響で便が出ずらくなる。(大腸がん、糖尿病など)

病気で薬を服用し始めると、その薬が元で便秘になることがある。高齢者は病気で薬を飲む量が多くなるので、より薬による便秘になる可能性がある。

 

便秘を放っておくと、どうなる?

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お腹の張り・不快感

まず、お腹のはり、不快感が出てくる。便が腸内に溜まることでガスが発生しやすくなり溜まってくる。そしてお腹がはって痛み出す。

肌荒れ・おならが臭くなる?!

便が腸内に長い間溜まってしまうと、腸内細菌に悪い影響を与える。便は悪玉菌のエサになるので、悪玉菌が腸内に増殖する。悪玉菌は色々な有害物質を作り出す。その有害物質が腸の壁を通じて血液に吸収され様々な病気の原因となったり、お肌の荒れに繋がったり、おならが臭くなったりする。お肌のトラブルは女性には特に気がかり。ニキビや肌のはり・つやの低下に繋がる。

さらに病気のリスクにも・・・

腸内環境が悪くなって有害物質が血液に流れると、血液がドロドロになって、栄養分が体の隅々まで十分に行き渡らなくなる。すると、代謝が落ち、肥満の原因になる。便秘がひどくなり腸内に便が詰まった状態になると、腸に食べ物を送り込むことができないため、食欲が低下したり、場合によっては吐き気が出てくることもある。腸内に有害物質がたまると、そのことで腸が炎症状態になり、それを繰り返すとがんを発症する可能性もある。便秘が起こる場所は腸内の「直腸」と「S状結腸」、この部分のがんが大腸がんのうちで70%を占めている。

 

明日からできる6つの解消法 

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★1 朝食は必ず食べる

朝食をとると胃に食べ物が入ることで、朝から胃腸が活動をし始め、腸もしっかり刺激さ排便が促される。 

★2 水分をこまめに取る

水分をしっかりとること。便を柔らかくしてくれる。朝起きてすぐに水を飲むと腸に良い刺激を与えてくれるそうだ。

マグネシウム

マグネシウムには便の水分量を増やし、便を柔らかくする作用がある。

特に「硬水」はマグネシウムの含有量が多く、フランスでは便秘患者に医師から「硬水」が処方されることもあるほど。

初めて硬水を飲む方には、硬度が軽めのものから飲むことをお勧めする。

選ぶと飲みやすい。

★3 日頃から運動・マッサージ

・適度な運動をすることで腸の活動を促す。激しい運動は必要なく、軽いウォーキングのような運動で良い。寝転んだ状態で、自転車を漕ぐような足を動かす運動も効果的らしい。運動ができない人はお腹をマッサージして刺激するだけでも良い。お腹をさすったり軽く抑えたり、「の」の字にマッサージしてあげる。


これだけで便秘解消!おすすめ腸マッサージ

 

★4 日頃から食物繊維

食物繊維をしっかり摂ると便秘改善に役立つ。水分を吸収して便をスムーズに外に出してくれる。

食物繊維には水溶性と不溶性の2種類がある。

水溶性食物繊維

水に溶けて便を柔らかくしてくれる

昆布、わかめ、こんにゃく、果物など。

不溶性食物繊維

水分を吸収して膨らみ、腸を刺激して蠕動運動を活発にして便通を促進してくれる

穀物、豆類、きのこ、芋類、野菜、果物など。 

※以前紹介したサツマイモは便秘・腸活に最適。

  こちらも便秘解消にはおすすめできる。

www.kainekoblog.com

★5 便意を我慢しない

便意を感じたら我慢せずにトイレにいくこと。

便意を我慢してしまうと、直腸の神経が鈍くなり、便が直腸まで送り出されていても、便意が感じなくなる「直腸性便秘」になってしまう。

毎日規則的な排便のリズムを作ることも大切。

★6 その他便秘に効く成分を取っている

オリゴ糖

玉ねぎ、ごぼう、ネギ、ニンニク、アスパラガスなどの野菜。

大豆、バナナにも含まれる。

乳酸菌・ラクトフェリン

ヨーグルトや乳酸飲料に含まれている。  

 

少しは参考になったかしら?便秘解消で水分をこまめにとったり食べ物を少し変えたりするのは結構簡単にできることだからやってみるといいわ!便秘が続くようならきちんとお医者さんに見てもらったほうがいいと思う。