疲労がたまりにくい身体になる5つの基本
なぜヒトは疲れてしまうのか。
最近このことばかり考えている。
8時間寝たのに、朝だるい。
昼食後、パソコン叩きながら半分オチている。
同僚の渾身のジョークにまったく反応できない。
些細なことに傷つく、気に触る。
疲れている証拠である。
疲れの原因は何か
疲労の原因は大きく分け、「肉体疲労」「精神疲労」「神経疲労」と言われているのだとか。
筋肉を動かすためのエネルギーの不足。そもそも、エネルギーがなければ疲れる。ガソリンの入ってない車が動かなくても不思議ではない。疲労物質(乳酸)の蓄積も問題。乳酸とは、「糖質が分解されてエネルギーになる時」にできる酸性物質。筋肉は酸性に弱く、蓄積されると動きが悪くなる。それが「疲れ・だるさ、筋肉の張り」になる。長時間同じ姿勢でいると、乳酸がたまり筋肉の働きが悪くなる。
人間関係の悩みやストレスなどの心の疲れ。週明けに会議がある、と考えるだけでストレスである。部長に痛いところを突かれるのを想像するだけでもたまらない。私の好きなアドラーも「すべての悩みは対人関係の悩みである」といっている。ヒトの悩みは突き詰めれば全ては対人関係があればこそ。
デスクワークなどによる視神経や脳の緊張。これもまさに自分に当てはまる。現代人にとって非常に大きな問題である。8時間の就業時間のうち9割はデスクワークでパソコンをにらみ、他の自由な時間にもスマホ・パソコン。視神経が休む暇がない。
疲労の相関関係
これら3つの疲労は、密接な関係にあり、放っておくと更なる疲労につながるのだとか。相関関係がある。 脳が緊張状態にある場合、交感神経の働きで内臓や筋肉が働き続ける。そのため、カラダへの疲れもたまる。カラダや脳の疲れがある場合、自律神経のバランスが崩れ精神状態に影響がでる。
疲労回復のポイント
ここまでツラツラと書いてきたが、じゃあ結局、どうしたらいい。いくつかポイントをあげてみる。
正しい姿勢を意識する
乳酸がたまらないように意識すること。そのためにデスクワーク、家事などを行う際にも、長時間同じ姿勢でいないように、心がける。例えば仕事中でも1時間に1回はトイレに行く。席を立ってうごく。(あくまでごく自然に)
カラダを動かす
適度な運動は、筋肉や内臓の働きを活発にし、血液の循環を高める。筋肉にたまった乳酸の排出も促されるという。そうはいってて、とにかくカラダを動かさない自分である。ジョギングしてる人を見ているだけで疲れる。見ててつらい。
お風呂でリフレッシュする
お風呂に入ることで血液循環の改善を図る。カラダの老廃物を排出させるとともに、神経の緊張も緩和する。湯舟でマッサージ等を行うことも効果的。お風呂でyoutubeでもみるのもよいが、また視神経を使ってしまうので読書の方が良いだろう。
心地よい睡眠をとる
睡眠は脳を休めるとともに、成長ホルモンによる細胞の活性化や、食べ物の消化吸収にも重要。心地よい睡眠が確保できるように工夫すること。
寝る前のスマホはよくないいうが、寝る前くらい時間を忘れて動画をあさりたい。これが自分のストレス解消法で、かえって精神疲労がたまるのではないか。と思ってしまう。
食事に気を付ける
夕食は少なめに
睡眠中にも胃腸が活発に働き翌朝の負担になるという。しかし、残業して疲れて帰ってきたときの夕食とビールが何よりの「贅沢」である。夕食くらいお腹いっぱい食べたい。かえって精神疲労がたまる。
よく噛んでゆっくり食べる
しっかり咬まないと消化不良で胃腸の疲労につながる。
ビタミンB群をしっかりとる
ビタミンB1が不足する
→乳酸が体内に蓄積されやすくなる。
ビタミンB2が不足すると
→脂質の代謝をサポートする栄養素。
不足するとエネルギー不足につながる。
アルコール、たばこは控えめに
アルコール多飲
→肝臓に負荷がかかり疲れやくなる。
タバコ
→ビタミン・ミネラルが破壊される
まとめ
なかなか実践が大変そうなものもあるが、しかし、結局はやりなければ回復しない。
行動あるのみ!!