腸活・美腸に!さつまいもの健康効果
近頃体を気遣いスナック菓子を食べるのやめようと思い立った。
季節は秋。秋と言えばさつまいも。
使っていない圧力鍋が我が家にもあり、さっそくレシピを検索し、作ってみた。
これがすごく美味いのである。何年ぶりにこうやってさつまいもを食べただろう。
今日はサツマイモについてまとめてみた。
サツマイモの効果・効能
ビタミンC
りんごの5倍!?
サツマイモにはビタミンCが多く含まれており、その量はりんごの5倍にものぼる。
美肌効果
ビタミンCは言わずとも知れた美肌効果の高い成分である。
その他にも様々な効果がある
また、風邪などの疾病予防にも効果を発揮し、発がん物質の生成も妨げ、抗酸化作用により生活習慣病予防やストレスにも効果がある。
熱にも強いビタミンC?!
ビタミンCは熱に弱い成分であるが、サツマイモの場合には、熱で「でんぷん質」が糊化し、膜を作ってビタミンCを保護する。
そのために加熱しても成分が失われにくいという長所がある。
ビタミンE
ビタミンEは、老化の原因になるとされる「過酸化脂質」が体内に発生するのを抑制する働きがある。
細胞の老化を遅らせることが期待でき、老化防止に役立つ。
ビタミンA
ビタミンAは1日必要量の6倍も含まれている。ビタミンAの主要成分である「レチノール」には、目の健康や、上皮細胞で発がん物質を軽減するような効果もある。
カリウム
サツマイモに含まれるカリウムは、腎臓でナトリウムの再吸収を抑制し尿での排泄を促進するため、血圧を下げる効果が期待できる。
ヤラピン
サツマイモを切ったとき、断面に出てくる白い液体。
これはサツマイモの重要な成分で「ヤラピン」という成分だ。
天然の「下剤」
この成分は胃や腸で消化されにくく、腸を刺激してくれ流「下剤」のような働きをする。
サツマイモに便秘解消効果があるのは、この「ヤラピン」と、次に出てくる「食物繊維」のおかげなのである。
食物繊維
厚生労働省が出している「日本人の食事摂取基準」(2015年版)の1日摂取目標量と、実際の摂取平均量は以下になっている。
・成人女性 →18g以上
・成人男性 →20g以上
どの年代も目標量に届いていないことがわかる。
現代の日本人では食物繊維が不足しがちだ。
食物繊維にはざっくり大雑把にいうと2種類ある。
・水に溶けにくい食物繊維
・水に溶けやすい食物繊維
このどちらもバランスよくとることが重要であり、サツマイモにはこの2つの食物繊維がどちらもバランスよく含まれている。
炭水化物
サツマイモの炭水化物
「炭水化物」と聞くと、あまり良いイメージがないだろう。菓子パンやスナック菓子。
サツマイモには「炭水化物」が多く含まれている。
複合炭水化物
しかし、上述したような炭水化物ではなく、「複合炭水化物」と呼ばれる、消化に時間を要するような炭水化物だ。
天然の糖分であり、ブドウ糖の吸収が緩やかな為血糖値の急激な上昇が起こりにくい。
蒸しさつまいもの作り方
ホクホクさつまいもの作り方(ずぼら)
材料:さつまいも(2個)
水500ML
1.芋をきれいに洗う。
2.圧力なべに水と芋を入れる。
入る程度の大きさにカットしてもよい。
3.圧力なべで調理する。
我が家の圧力なべだと5分加圧後10分放置。
とてもずぼらな作り方だが、これで十分美味い。朝時間がないときには温かい緑茶と温めなおした芋で朝食を済ませることが出来る。
まとめ
とにかくサツマイモはまず安い!近くのスーパーでもまるまると大きなイモが1本120円程度で売っている。1本食べきるのに1週間はかかるので、財布にも優しいことがわかる。つらつらと書いた、手軽な腸活の話。来年は家庭菜園でサツマイモ大量に作ろうと思い立った今日この頃。